procmailきらい。

spamassassinがらみとかで、procmail使ったメールの自動振り分けをすることがかなり多いのですが、どうもこのprocmailというヤツは使い慣れない。(メール本文で振り分けるためにBつける、とか、そういうセンスが激しくイヤ。)

このイヤげ感はなんなんだろう。省略しすぎていることへのいらだち、かなあ。そういう意味では「ls」なんてコマンドが幅を利かせているUNIX自体どうかと思うわけですが。

proftpdやpostfixがあっさりwu-ftpdやsendmailを置き換えてくれたように(……って思っているのはワタシだけ?)、procmail互換の何かに乗り換えたいトコロ。……あるのかなあ。あるよね、きっと。

Spam! Spam! Spam! ってうるさいなあ。-1

# 元ネタがわかった人はエラすぎです。亀吉センセイラヴ☆

で、Spamなんですが、全然ダメですわ。SpamAssassin。毎日sa-learnでベイズ鍛えているのに効果ほとんどなし。遅まきながらA Plan for Spamとか読み始めましたよ。

……つーか、SpamAssassinの使い方、まちごうとるんやないかなあ、という漠然とした不安。ThunderBirdのフィルタなんかを並行して使ってみればある程度切り分けられるかもしれないけど。そんなヒマないっちゅーの。
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dorokで動いてるサービス-1

dorokは、とにかく「テッパンな鯖」にしたかった。普通テッパンかどうか、というのは主にハード面だったり、OSの設計コンセプトだったりアプリの選定だったりするのだが、ワタシの場合はちょっとそれとはずれている。ワタシの考える「テッパン」の条件は、主に人間の記憶に関する問題だ。
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iTermのカラーリング問題

Mac OS Xユーザ必携のターミナルアプリ、iTermが0.7.7に上がったのは大分前で、「国連のマークのアイコンはずさーださー」「別に国連マンセーでもなんでもねーよ。イヤなら前のアイコンコピペすればええやん」という反グローバリゼーション厨と作者の香ばしいやりとりも記憶の彼方ですが、ワタクシのところでは「ブリンクカーソルが見えない(そのウィンドウがフォーカスから外れて、バックグラウンドに回ると見える」というイヤンな現象が発生し、泣く泣く0.7.6を使い続けていたのですが、さきほどふとカラースキームを見直してみたところあっさり解決。文字色なんかをカスタマイズしてたんだけど、「iTerm」というデフォルトげな設定にしてみたらちゃんとカーソルが見えるようになりましたYO!

# うーん、でも真っ先に文字色設定は見直したんだけどなあ。
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タイトル、ないねえ。

最近は寝ても覚めてもWebサイトを作っていたりするのですが、原稿などあってないようなモンなんで原稿整理も兼ねてWebを作っている(ありがち)ワケで、もー発狂しそうになるのですが、最近のサイトって、すでに「見出し」をつけることを放棄しているんじゃないか、っていうか明確な構造化を放棄して、アドホックなその場かぎりの分類を次々とリンクでつないで、ナビゲーションバーとサイトIDロゴでかろうじて一貫性を保っているんぢゃないの? との確信深め中。

たとえば、
●アップルのサイト・ダウンロード物のページ
iTunes
QuickTime
iCal
keynote
AirMac
これ全部、
●アップルのサイト・「ソフトウェア」
の「ダウンロード」コーナーからのリンク。飛んだ先が「サポート」だったり「Get ○○」だったり、「○○をダウンロードしよう」でいいのか? そもそもこのページの「見出し」は「Mac OS X v10.3 “Panther”」なのか? まさか! じゃあ、「Mac OS X」? ご冗談でしょう。事情は
「ハードウェア」
でも同じ。同じカテゴリでも、

「ソリューション」とか「デベロッパ」とかになると一応見出しが付いてくる。テンションの高いコンテンツはインパクト重視、という方針なのかなあ。確かに、グローバルナビゲーションエリアがあって、ページタイトルがあって、「パンくずナビゲーション(これも実はあったりなかったりする)」まであればわざわざ大きくしたGif文字作るのイミないからやめましょうよコンテンツいきなりで行きましょうよ歌謡曲だって「サビあたま」で作るのイマドキのジョーシキぢゃないっすか、ということなのだろうか。

でも、それでも、「そのページにつくタイトル」ってモンがあるでしょうが、と思うワケです。その点、アマゾンなんかはかろうじてコーナートップには統一性を持たせているみたい。
●アマゾンのサイト「和書」
●アマゾンのサイト「洋書」
●アマゾンのサイト「DVD」
●アマゾンのサイト「マーケットプレイス」
ほらね。

ビジュアル雑誌タイプとカタログサイトの差なのかもしれないけど、アマゾンのアプローチの方がワタシは落ち着くなあ。

masaoはポピュラーぢゃないよう

会社では、サイト上にメールアドレスを思いっきり公開(この方針も、最近どうかとは思い始めている……が、基本的に個人名でシゴトをするのは良いことだと思う)しているせいか、スパムメールが尋常ならざる量でやってくる。spamassassinをデーモンモードで動かすことによってかなりのスパムを叩き落とせるようになったのだが、spamassassinの誤認識がコワいので、一応すべてのスパムは私が人柱になって受けている。スパム確定の情報がヘッダに付くんで、振り分けはカンタンなんですが。
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dorokのバックアップ道-2

朝起きてみると、dorokが「ピー」などと異音を発している。しかもなにやら燃焼系なカホリ。よくみると、適当に開け閉めを繰り返した時にリボンケーブルがケースファンに接触していた模様。さいわい燃え尽きてしまったわけではないようなので、再起動してことなきを得る。しかし寿命ローソクは一気に減少(源平闘魔伝)、真剣に早急なバックアップ対策を考え始める。
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「怒涛のLinuxネットワーク」ぱぱんだ (著)…「あ、わかった!」という気分の大切さ

私が、およそ50冊にはたっするであろうPC本購入の歴史から編み出した、「間違いのないマニュアル本の選び方」というのがありまして……まあ聴いてくださいよ、損はさせないから。それは、「本を開いて、パラパラめくって自分が今知りたいことが一箇所でも書いてあれば、その本は買い」というもの。「分かる」というのはつまり、「自分の今のレベルに合っている」ということであり、まあシアワセな出会いになる確率が多少はあるわけです。本を買うとき、「これくらいいっぱい書いてあれば大丈夫かも」「構造的に網羅して、ちゃんと作ってあるから大丈夫かも」というのは絶対にダメです。それは、自分自身に見栄をはっている人が自分をだます時の常套手段ですから(実話)。ま、逆に言えば、世のマニュアル本というものがいかに本質的に役に立たないか、という話でもあるんですけどね。

Linuxインストーラーから脱却した人、しつつある人はこの本で、「知りたいこと」にかなりの高確率で出会えるはず。(太鼓判)
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