私が、およそ50冊にはたっするであろうPC本購入の歴史から編み出した、「間違いのないマニュアル本の選び方」というのがありまして……まあ聴いてくださいよ、損はさせないから。それは、「本を開いて、パラパラめくって自分が今知りたいことが一箇所でも書いてあれば、その本は買い」というもの。「分かる」というのはつまり、「自分の今のレベルに合っている」ということであり、まあシアワセな出会いになる確率が多少はあるわけです。本を買うとき、「これくらいいっぱい書いてあれば大丈夫かも」「構造的に網羅して、ちゃんと作ってあるから大丈夫かも」というのは絶対にダメです。それは、自分自身に見栄をはっている人が自分をだます時の常套手段ですから(実話)。ま、逆に言えば、世のマニュアル本というものがいかに本質的に役に立たないか、という話でもあるんですけどね。
Linuxインストーラーから脱却した人、しつつある人はこの本で、「知りたいこと」にかなりの高確率で出会えるはず。(太鼓判)
続きを読む 「怒涛のLinuxネットワーク」ぱぱんだ (著)…「あ、わかった!」という気分の大切さ