# このエントリにふさわしいカテがないけど、作りようもないので
# ま、いいか。
hotwiredで見かけた、GTDな話。hotwired文体って、なんか大したことないものでも膨らませて伝え気味なので常に話半分なんですが、これはちょっと気になっていた。で、そのメソッドの「グル」が書いた本の邦訳が出ている、というのは何となく記憶していたんですな。で、たまたま本屋をウロウロしていた時にそのメールがケータイに入っていたのを思い出し、タイトルを確認。あった! ということで迷わず「仕事を成し遂げる技術」査収(こういうときって、オンライン書店使わない方が後々いい結果になるような気がするんだけど……気のせいだよなあ……)。
んで、さっそく読んだんだけど全然イメージがわかない。「ループを閉じる」とか「集める」とか「高度が云々」とか、断片的なところでお手上げ状態になってしばらく放置。(っていうか本業がそれどころじゃなかったんですが。まあ、みなさんうっすらと指摘してますが、訳が悪すぎですわ、この本。申し訳ないけど。次作は斯界の権威な方が訳されているらしいので期待しましょう)
で、最近またぞろLife Hack系のサイトをウロウロ。やはりGTDは避けては通れぬ道、ということで今度は「Life Hacks PRESS〜デジタル世代の「カイゼン」術〜」を査収。……10分経過。む、わかったかもしれない。というわけで遅まきながらGTD入門をはじめたわけですよ。
思い返すに、GTD導入の閾値は、
-教条的な物言いに流されてしまわず、感情をコントロールする、ということで一本筋が通ったメソッドである
-真の意味で道具インディペンデントである(だって「七つの習慣」だってフランクリン薦めてるしねえ)
-今まで学んできたり、自己流で獲得してきたスケジュール管理(「分解して各個撃破」とか、「脳内のもやもやをとにかく書き出す」とか)をうまく包括している(いや、むしろ完全に包括しているといっても過言ではないかも)
というところが見えたあたりですかね。(まあ私は滅多に惚れ込まない一方で、いったん惚れ込んでしまうと周りが見えなくなるタイプなんで、言ってることがなんか危ないゾーンスレスレですが。)
ただ、一般に言われているほどシンプルではない、というのもまた事実。いや、いったん飲み込んでしまえばシンプルなんだけど、フツーの人は「フローチャート」であっさり挫折する、と思う。ましてや「原典」は、なんつーか、わかりにくいんだよなあその重要性が。ぶつぶつ。。
閑話休題。
どうしてもこういうときツールから入るワタシはいろいろ眺めてかじった結果、GTD TiddlyWikiをチョイス。(普通って言うな〜)
使い方はよくわからなかった(ぉ けど、まあ要はwikiなんでしょ、ということでガシガシとDefaultTiddlersで「Inbox」の生成。家でざっと100近く書いて、会社から近くのコーヒーショップに流れて手書きでさらにリスト生成。ここまでで3時間くらいかかったかなあ。
そのあと、これをGTD TiddlyWiki上で5つに分類開始。(「GTD」って謳っているわりに、GTD TiddlyWikiにはこの5つの分類がない。いや、一応あるっぽいんだけどビミョーにズレてるというか余計なものがいっぱいあるような気がする。これってどうなんだろ)これに6時間くらいかかりました。(ま、合間合間でweb調べたり、書類の整理はじめたり、とダラダラとやっていたんですが)
結局、
-@次の物理的なアクション…91項目
-@プロジェクト…29項目
-@いつかやること…36項目
-@資料…3項目
-@連絡待ち…3項目
が出来ましたよ。〆て162項目。煩悩の数よりちと多いですな。でもまあ、ここ数年間は自分の処理能力、という名のリミッターをかけて、いろいろやりたいこと、というのを抑制しまくってきたので、もしGTDでうまく物事が運べば、この煩悩リストはどんどん増えそうですな。というか増えて欲しい。なにこの仕事人間ぶり、みたいな。
というわけで、「マンダラート」に遭遇したとき以来(あるいはそれ以上かな)のやる気モードになってしまっている今日この頃、GTD話を私に迂闊にふると後悔すると思うので生暖かく見守ってやって下さい。(っていうか今日のTODOがこなせていないのに今日が三分の一くらい終わってしまったYO! 前途多難……)