えっ、まだやってたの? ええ、やってます。タマに。
……ということで、忘れた頃に気付いたジャブの打ち方。伝統武術系をかじった人ならだいたい気付いていると思いますが、ビリー隊長の動きは伝統系のカラテの動きを多くつかっています。で、フツーに「ジャブ」とか「ワンツー」とか言ってますが、身体の使い方がボクシングと真逆です(多分)。
●漏れが考えるボクシングのジャブ(オーソドックス)
・左手前、左足やや前
・腰を左に切る
・肩が引ける反動で、左手が最初にあった位置から振り出される
・腰を右に切る(腰つーか、腹筋〜胸筋かな)
・左手が引き戻される
もちろん、スピード命だから、腰をグルングルン回すわけではないのですが、こういうイメージで打たないと、もろ手打ちになってしまうはず。
で、この打ち方だと、足は動かないんですね。むしろ、歩いている→止まる←ここで打つ、みたいな感じ。
しかし、ビリー隊長の動きでは、打ち終わりで右足のかかとが上がっている。従前の打ち方だと、打ち終わりは筋肉で「壁」を作って拳を急停止(引き戻し)させなければいけないので、カカトが浮くなんてことはあり得ないわけです。だから、「ジャブ(前進)→ジャブ(前進)→ジャブ(前進)」とか言われると「やりにくいなあ」とか思っていたわけです。なんか、「弾んで!」とかいってるし、力入れづらいし。
「ビリー隊長のジャブにはリアリティがない」
そう思っていた時期が漏れにもありました。(AA略) 続きを読む 入隊十五日目