本作るのとweb作るのは等価じゃないのはわかってんですけどね

先日、出版業界にずっといる人に、「ずばり、本作る仕事に行かないのはなぜ?」という質問をした。いや、「なんでオレ、こんなにwebばっか作ってるんだろう?」というギモンが外部に向いただけの話なんですけどね。すんませんね。(っていうかすでに記憶から消えかけていた)
で、その時の回答がコレ。

僕は、これ以上、本を読むときに邪魔になるような知識を持ちたくないんだ。
( O saisons, o chateaux…/一ヶ月遅れの回答 より)

実は、このパターンの回答は橋本治が「僕は映画にとっては「お客様」でいたいんだ」という言い方でやっていたと思うんだけど、で、それを読んだときたぶん高校生だったワタクシはこの言い方がとてもカッコよく聞こえてしばらく気に入ってたんだけど、

今現在の私の問題意識は、

●庭先を歩いていて山頂にたどり着いた人はいない(出典失念)
●私は必ずしも論理的に行動しているわけではないので(逆十字学園校長)

というこの二律背反はいかがなものか、というところなんですね。

「文化」というヤツの周辺には、きまってこういうナイーウ゛な反応が待ち構えているような気がする。

……で、なんでなんだろ?(自問自答)

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