Detourがフリーに。。

なってしまいました。それはよかった☆、と思いきや、事情は結構複雑なようで。

今回のリリース(1.5.5)で、開発終了のようです。
一番の原因は、開発者のブログに書かれています。

…With the OS X 10.3 version of Mail and the OS X 10.4 version of Mail and iChat, Apple has adjusted the way these applications output audio. Mail and iChat now both use the System Alerts device and volume for their audio output, and this overrides anything Detour sets.…

Rogue Amoeba – Under The Microscope “…You Never Get A Day Off”より

ほか、サポートがコスト的に厳しいとかもろもろの理由が上げられていますが、要はMailもiChatもSkypeもVLCも、オーディオデバイスの選択がそれ自体でできるようになってきちゃっているんですね。で、Detourでそれを「オーバーライド」する仕組みは難しいぞ、と。(まあ、Skypeのサウンド入出力回りでは相当ハマったんで、うすうすこの問題には気づいていたんですが……)

うーん、iTunesをヘッドホンで聴きながら、メールの着信音を巨大なヴォリュームで聴かずに済むDetour、素晴らしいユーティリティだったんですけどねえ(しかも、完全に消すのではなく、「iTunesは出力100%」「メールは出力50%」などときめ細かく調整できる!)。あ、iTunesは6.0が出た現在でも、なぜかオーディオデバイスの選択機能がないんで、Detour有効っす。未体験の方はぜひ。

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