# MTのカテゴリって日本語ダメなんか?途中から壊れたのかなあ。
# そろそろ乗り換えだな。
さて、こないだまでUserModeLinuxと戯れていたのですが、ちょっと将来性に不安を感じたので、qemuに浮気してみることにしました。やりたかったのは一台のマシンに複数マシンを詰め込んで省スペース、ってやつ。当然ネットワークが通らないと意味がないんで、興味関心はおもにそこに集中したわけです。
あ、インストールはもう、激カンタンでしたね。dorokは何の変哲もないCeleronマシンなんで、バイナリ版のqemu-i386をルートディレクトリで伸張して、qemuの起動コマンドでCD側を見るようにするだけ。ゲストOSはフツーにインストールできるものなら何でもOK。debianだろうがFedoraだろうがVineだろうが選びホーダイです。(実は、インストール時にはCDでバイスの参照先に.isoファイルを指定するだけでいいんですが、ソレに気づくまで現物のCDが必要だと思い込んでいて、CD10枚以上焼きました。とほほ。)
……というわけで、起動に関しては記述を省略。各自調査!甘えんな!(←一度使ってみたかった)
で、問題はネットワーク。UserModeLinuxではネットワーク構築がえらくカンタンで、まあやり方はいろいろあるんですがTUN/TAP(tunってなーに?とか突っ込まないように)につなぐように起動コマンドに書いておくだけですべて解決、という魔法のような世界。UML自体がカーネルだから、そこら辺はチューン済み、ってことなのかなあ。
一方qemuはゲストOSとホストOSは完全に独立しているんで、間をつなぐ処理はいちいちこちらで用意してあげなくちゃならない。まあ、そのおかげでlinux on linuxにとどまらないすさまじいエミュの組み合わせを実現できているんですが、まあ正直ワタクシはlinux on linuxができれば満足☆なんで、そこら辺はいまいち。
閑話休題。
SoftWare Design 2004/07号の記述などを参考にすると、どうやらqemuもtunを使う模様。だったらだいたいおんなじでしょう、というわけで、記述通りに/etc/qemu-ifupに
ifconfig $1 10.0.0.1
などと記述。そうすっと、「ifconfig tun0 10.0.0.0」が実行されてハイネットワーク構築完了。……アレ?ping通りませんよ?
……ふーん、NATの設定ちゃんとしないとダメでつか。そうでつか。
というわけで、長い長い長い長い試行錯誤の旅が始まったのでした。。(ドンヨーリと続く)