xenでdom0ネットワーク不通問題

qemuとね、ずっと仲良くしていたんですよ。いや、xenが流行ってるのは知ってましたよ。でも、qemu実戦投入しちゃったし、出たてのxenはホスト鯖のカーネルいじってゲストのカーネルいじってごそごそ、って(まあ、今でも本質的には、当然同じことをするわけですが)大変そうだし、まあいいやqemu路線でマシンが速くなれば解決するっしょ、とか思っていたんですよ。
でも、次第にゲストが重くなってきたこともあり、さすがにマシンごと仮想化するのは無駄だな、と思ってxenに手を出しました。(うう、正直言ってトレンドを読み違えたにょ〜)

で、本題なんですが。

「centos5のお仕着せセットでxen環境つくって、network-bridge使うようにすると、dom0のネットワークが死にませんか?」

つー話ですわ。 続きを読む xenでdom0ネットワーク不通問題

Qemu0.8.0でた

# 自分向けのメモですんません

自宅鯖のトラブルを解消中に発見(どうもこのタイミングが多いのはなんでなんだろう)。

Changelogを見るに、

New network emulation code supporting VLANs.

ここいらがキョーレツに気にはなっているのですが、自鯖dorokはvine3.2に上げたもののkernel 2.4xだしなあ。。2.6系列のCentOS入れてあるmilarepaマシンの方はホイホイと触るわけに行かないし、にんとも。

あと、kqemuが、ゲスト4台くらい上げると動かなくなる(Qemu自体はkqemuオフでちゃんと動く)のも調べておきたいトコロ。

[2006-01-28追記]
で、結局のっぴきならない状態になったので入れました。0.8.0。kqemu付きのコンパイルなんかは何の問題もなくクリアできたんですが、なんと起動オプションのネットワークの部分がごっそり変わっていたんですねー。とりあえず、

-n /etc/qemu-ifup-xxxx

などとしていた所を

-net nic,vlan=0 -net tap,vlan=0,ifname=tap0,script=/etc/qemu-ifup-xxxxx

などと書き換えることによって(qemu-ifupの方はそのまま)うまく動くようになりましたが、ちとスッキリせず。(モヤっと☆)

qemuネットワーク道-2

ぐぐ様にお伺いを立てたところ、ホスト←→ゲスト間の通信ができるようになった後は、ホストをルータとして動かさないとダメらしい。iptablesで命令発行するわけですな。ハイハイ。
(数日経過)……「隊長!ダメです!pingからダメです!」「Google経由でqemu-devel archivesに捜索隊を増強!」
(さらに数日経過)……「隊長!ステキなスクリプトをハケーンしました!」「即刻査収!」
続きを読む qemuネットワーク道-2

qemuネットワーク道-1

# MTのカテゴリって日本語ダメなんか?途中から壊れたのかなあ。
# そろそろ乗り換えだな。

さて、こないだまでUserModeLinuxと戯れていたのですが、ちょっと将来性に不安を感じたので、qemuに浮気してみることにしました。やりたかったのは一台のマシンに複数マシンを詰め込んで省スペース、ってやつ。当然ネットワークが通らないと意味がないんで、興味関心はおもにそこに集中したわけです。
続きを読む qemuネットワーク道-1

「怒涛のLinuxネットワーク」ぱぱんだ (著)…「あ、わかった!」という気分の大切さ

私が、およそ50冊にはたっするであろうPC本購入の歴史から編み出した、「間違いのないマニュアル本の選び方」というのがありまして……まあ聴いてくださいよ、損はさせないから。それは、「本を開いて、パラパラめくって自分が今知りたいことが一箇所でも書いてあれば、その本は買い」というもの。「分かる」というのはつまり、「自分の今のレベルに合っている」ということであり、まあシアワセな出会いになる確率が多少はあるわけです。本を買うとき、「これくらいいっぱい書いてあれば大丈夫かも」「構造的に網羅して、ちゃんと作ってあるから大丈夫かも」というのは絶対にダメです。それは、自分自身に見栄をはっている人が自分をだます時の常套手段ですから(実話)。ま、逆に言えば、世のマニュアル本というものがいかに本質的に役に立たないか、という話でもあるんですけどね。

Linuxインストーラーから脱却した人、しつつある人はこの本で、「知りたいこと」にかなりの高確率で出会えるはず。(太鼓判)
続きを読む 「怒涛のLinuxネットワーク」ぱぱんだ (著)…「あ、わかった!」という気分の大切さ